• TOP
  • お知らせ
  • 通訳案内士の仕事の魅力と、求人市場で注目される通訳案内士の副業

通訳案内士の仕事の魅力と、求人市場で注目される通訳案内士の副業

近年、日本への外国人観光客が増加しています。2019年には、過去最高の3,188万人が訪日しました。コロナ禍で一時的に外国人観光客は大幅に減少しましたが、2023年以降、大きく需要が回復し、再び日本の成長産業の1つとして注目が高まっています。


それにともなって、全国の観光地やイベントで通訳案内士の需要が高まり、仕事ニーズや求人数も増加することが予想されます。


通訳案内士は、観光庁主管の国家試験を通じてのみ取得できる国家資格の「全国通訳案内士」と、各自治体が独自に試験を行っている「地域通訳案内士」の2つがあります。地域通訳案内士は取得に際して求められる語学力、知識共に全国通訳案内士試験より基準が低く設定されています。当記事では、全国通訳案内士についてご説明します。


通訳案内士の仕事内容とは

通訳案内士の仕事は、外国語に興味があり、日本文化や歴史に関心のある方におすすめの職業です。通訳案内士は、日本語と外国語を交互に訳す専門家であり、観光地やイベントで、外国人観光客に日本文化や歴史をわかりやすく伝える役割を担っています。


通訳案内士の仕事内容は、大きく分けて次の3つです。


・日本語を外国語に訳す(通訳)
・外国語を日本語に訳す(翻訳)
・観光地やイベントの案内を行う


通訳案内士は、外国人観光客に日本文化や歴史をわかりやすく伝えることで、日本への理解を深めてもらうと同時に、通訳案内士の仕事を通して、様々な国の人と出会い、交流することができます。


また、通訳案内士は観光ガイドだけでなく、商談や会議の通訳を担当することもあります。外国の取引相手との円滑なコミュニケーションを通じて、ビジネスの成功に貢献します。

通訳案内士の多彩な役割とやりがい

通訳案内士は「文化交流の促進者」として日本の文化を外国人観光客に紹介することで、文化交流の促進に大きく寄与します。異文化間の理解を深めることで、相互理解や友好関係の構築に貢献することもできます。


また、観光業界の成長、中でもインバウンド需要の拡大は、日本全体の経済成長の観点でも重要な要素となっています。その中で、通訳案内士の存在は、外国からの観光客の受け入れを円滑化し、観光業界の発展を後押しする存在ともいえます。


通訳案内士の仕事は様々なやりがいがあるといわれています。


 ・自分の語学力を活かせる
 ・自分の知識を活かせる
 ・自分のコミュニケーション能力を活かせる
 ・自分の対応力を活かせる
 ・様々な国の人と出会い、交流できる


通訳案内士は、外国人観光客に対して日本の観光地や文化について理解してもらうだけでなく、彼らの滞在体験を向上させる重要な役割を果たします。観光客の要望に柔軟に対応し、思い出に残る旅を提供することで、「文化交流の促進者」として、そして「日本の経済成長の担い手」としても重要度が高まっていくでしょう。


副業としての通訳案内士の魅力 

近年、フリーランスや副業市場の拡大により、本業の仕事を持ちながら、副業を行うという働き方のスタイルが普及してきました。その中でも、通訳案内士は、副業としても人気があります。通訳案内士の仕事は依頼が不定期であるため、本業とのバランスがとりやすく、語学力をはじめとして、本業で培ったスキルを活かしやすい傾向があるためです。


通訳案内士の仕事は様々な出会いやコミュニケーションの機会が増えます。観光案内という仕事自体を楽しむこともできるため、副業による収入増という経済的メリットだけでなく、「やりがいのある副業」として位置づけられることも多いようです。


副業で通訳案内士を始めるには、必要な資格やスキルを取得・向上させることが必要ですが、自分のペースにあわせて求人情報や仕事を探したり、自分のスタイルに合わせて柔軟に働くことができる魅力的な仕事といえるでしょう。  
 

通訳案内士の仕事獲得のために必要なスキル

本業、副業を問わず、通訳案内士の仕事を獲得するためには、以下のスキルが必要です。


1.語学力
語学力は、通訳案内士の最も重要なスキルです。通訳案内士は、日本語と外国語を交互に訳す必要があり、ネイティブレベルに近い語学力が求められることもあります。


2.知識力
知識力も通訳案内士にとって重要なスキルです。通訳案内士は、観光地やイベントの案内を行う必要があります。そのため、日本文化や歴史に関する知識が必要です。


3.コミュニケーション能力
そして、コミュニケーション能力も通訳案内士にとって重要なスキルです。通訳案内士は、外国人観光客とコミュニケーションをとる必要があるため、外国人と話すことに抵抗がなく、円滑にコミュニケーションをとることができる能力が必要です。


通訳案内士の仕事を獲得する方法

通訳案内士の仕事を獲得するためには、以下の方法があります。


1.旅行会社や派遣会社に登録する
旅行会社や旅行関連の派遣者会社に登録し、それらの会社から仕事を紹介してもらいます。安定的に仕事が獲得できるメリットがある反面、競争率もそれなりに高いため、スキルや経験によっては、希望する仕事を獲得できない場合があります。


2.イベント会社に登録する
旅行会社や派遣会社に登録する方法に近い形にはなりますが、イベント会社に登録する場合、紹介してもらえる仕事内容が異なる場合があります。商談や会議の通訳をはじめとするビジネス系の仕事を希望される方にとっては有効な方法といえるでしょう。


3.個人で請け負う
個人で請け負う場合は、自分で仕事を見つけて、自分で報酬を決めることができます。経験やスキルによっては、単価の高い仕事を獲得できる可能性もありますが、仕事を見つけるのが難しいというデメリットがあります。


通訳案内士の仕事を獲得するための5つの方法

1.自分のスキルを把握する
通訳案内士の仕事を始める前に、自分のスキルを把握する必要があります。語学力はどの程度あるか、また、日本文化や歴史に関する知識はどの程度あるかを確認しましょう。


2.自分のターゲットを明確にする
通訳案内士として、どのような外国人観光客をターゲットにするかを明確にする必要があります。英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語など、どの言語を話せるかによって、ターゲットとする外国人観光客が変わってきます。


3.自分の価格を決める
通訳案内士の報酬は、時間や難易度によって異なります。自分のスキルや経験を踏まえて、適切な報酬額を決めましょう。


4.自分の営業方法を決める
通訳案内士の仕事を個人で見つけるには、自分で営業する必要があります。個人で請け負う場合は、インターネットやSNSで宣伝するスキルを身に着けることも重要です。


5.旅行会社や派遣会社、イベント会社を活用する
通訳案内士の仕事を始めたばかりの方や、経験の少ない方はまずは派遣会社やイベント会社から仕事を紹介してもらい、経験を積むことも有効な手段です。



ツーリストエキスパーツで通訳案内士の仕事を獲得するために
 

ツーリストエキスパーツでは訪日旅行(インバウンド)の仕事を中心に、通訳案内士の資格を活用して、観光ガイドを行う業務や、旅程管理主任者資格を取得して行うインバウンドツアーの添乗業務を取り扱っています。


旅行業界のお仕事に留まらず、様々なお仕事の紹介が可能です。また、皆様が安心してお仕事できるよう、社会保険をはじめとした福利厚生も充実しています。


通訳案内士の資格を活かして仕事を獲得したい方や、語学力を活かしてインバウンド旅行関連の仕事に関わりたい方のご登録をお待ちしております。


インバウンドのお仕事
https://www.tex.co.jp/inbound

 



PAGE TOP